月の砂漠に落ちる泪の声
揺れた小舟に人影はない
忘れ去られた紅い生命の詩
紡ぐ翅音を夜風は攫う

語られぬ伝承の
旅人達は境へと消えた

いつの日か呼んだ声は未だ還らず
この砂の上で光舞い上ぐ
静けさの夜に青に今染められたのならば
ひとり此処で眠る


白銀の夢 清か澪流るる
遠き追憶しずめる様に

凍てついた刹那さえ
微笑みながら私は擁こう

もう一度あの始まりにさあ孵ろう
この腕の中に時を感じて
変わらない天よ土よ今深淵の底から
愛を掬い揚げよう


手を伸ばす時其処に貴方がいればと
瞳を閉じたまま返らぬ日を待つ


いつの日か呼んだ声は未だ還らず
この砂の上で光舞い上ぐ
透き通る繭のようなその慈しみ一粒
どうかください
もう一度あの始まりにさあ孵ろう
この腕の中に時を感じて
新しい翅授かるその遥かなる未来まで
ひとり此処で眠る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ReBirth

【埋没作】
Ceres78 様 http://piapro.jp/t/ca_s へ応募。

前にひらがなVer.アリ。

耳が機能せず、サビの字脚が17/15/22/9になってしまいました(T_T)すみません


「かえる」の同音異義語をテーマに昔書いたものから引っ張ってきました。

……これは虫目線…なのか?? 自分でもよく分からないw

閲覧数:174

投稿日:2012/05/06 17:45:05

文字数:371文字

カテゴリ:歌詞

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