seisai

歌詞↓


朧に息づくこの躯
灯る薄紅　廻る音の
流れに香る花の喜び
綻ぶ心を知る

虚ろに沁むのは得た拍動
揺らぐ氷碧（ひょうへき）　滴る生命（いのち）
流れに聞く花の哀しみ
結ばれる意味を知る


揺れて馨る花の白妙　未だ目覚めず
冷えた夜に微睡む色彩（いろ）の響きや何処

遠く幽かに立つ　春の息吹に触れて
ふ、と震える睫毛に落ちる
君の願い　切にこの身に染む


重なり息づくこの感情
積もる暮紅　過ぐる季の
間に芽吹く花の戸惑い綻ぶ

時雨れて潤んだ声の彩（あや）
君に編んだ詩（うた）を濡らし
水面に咲く花の瑞浅
零れる意味を知る


はらはらはらり　散りゆく仮初の色
ゆらゆらゆらり　迷い千鳥　足取りに酔い覚めやらぬ
ひらひらひらり　はためく稀薄の現
さらさらさらり　流れる色彩の音

彩り深まり
染まる声　数多の音
空を渡り
君に届くその時を待つの


朧に息づくこの躯
灯る薄紅　廻る音の
流れに香る花の喜び
綻ぶ心を知る

虚ろに沁むのは得た拍動
揺らぐ氷碧　滴る生命
流れに聞く花の旋律
君の心を知る