拒めど時は経ち、認めねどその日は来て、
君は泣いた、君は泣いた
僕はただ、ただ唇噛み締めた
涙を止めて
涙と君が綺麗すぎて
僕の心は千々に散り散りに千切れ去ってしまうよ

さて桜色、君を隠すには足りず
僕らの心、狂わせるには充分すぎて
その瀬戸際で、そう、裂けるんだ

涙流して時が止まると言うなら、
僕だって、いくらだって

別れの季節に出会った悲劇
僕は先にあの場所で待っているから
君のことなら、忘れないから
忘れられるはずも無く、泣くしか無いのか?



黒髪に絡まる桃色の花弁
ねぇ、ねぇ、
桜花その色で僕たちを切り取って
網膜に、僕と君の計二対のカンバスに
そのタイトルは『桜と僕ら』
お願い、描いてよ

あぁ痛ぇ
そりゃ弱音も漏れるってもんです
「これ程までに痛いのならば、出会っていなければ」

と、思えるなら最初から痛がってない
最初から惹かれあってない
そんな仮定は存在しちゃいない

仮定否定してみてやっぱ痛ぇ
だって、
「待って、痛い」
手、君、離さなきゃって、
もうわかってんです

だから姿変わってもわかるよに
合言葉、決めたんだ
「僕は涙。君は誰だい?」
「アタシはあの日の桜です」

揺るぎ無き決意?揺らぐじゃないか
君の涙一雫で
滴る恋水、去って行く花、それが君なら、
僕だって
縋り付いて
涙はぜる

あぁ痛ぇ


運命の神様、笑ってらっしゃるようだが
僕らこんなとこで終わりゃしない
まぁ見てろよ

今日の痛みを綴る歌でなく、
また会えた日の喜びを紡げ

だから僕らが信じきってたヒドい神様
あんたがそんな偉いと言えど、
僕らのこの愛を舐めんな

とは言え強がりもここいらで一休み
取り敢えずは涙流しとこう

神様には笑われとこう
だから桜、もう少しだけ、狂わせていて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

別離熱

制作途中の曲の歌詞です。
ボカロはGUMI。

閲覧数:565

投稿日:2015/01/01 21:27:24

文字数:753文字

カテゴリ:歌詞

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