赤くきらびやかな野バラに
ばかにされ自信を失ったときも
白く可憐そうな百合から
上品に笑い飛ばされたときでも

顔を上げろ もがけあがけ
泣いたら負けだろ
声を上げろ 騒げわめけ
プライド投げ捨て
泥にまみれ だけど生きる
雑草少女は
どの花よりも強い

薔薇のように綺麗な花を咲かすことはできない だけど
何にも負けず根を張る
百合のように純粋には生きていけないの だからわたし
ひたすらにしたたかに


明るいひまわりと違って
気を抜くと不安に潰されそうなの
誰にでも優しい桜と
自分のことで精一杯の自分

比べへこみ だけど歩け
嘆くのはあとだ
情けなさに嫌になるさ
でもだから走る
何度負けて地面這えど
這っても進むの!
雑草少女は
他のどの花よりも上を向く


風吹かれ不安を虚勢で塗りつぶして生きていくの
不器用なりの流儀よ
何度踏まれても
そのたびに起き上がれば勝ち馬だろう ああ
花開くときまで

たった数回踏まれたくらいじゃ心も茎も折れない
私は雑草少女
100回踏まれたなら100回起き上がればいいだけよ さあ
エリートどもを見返してやろうぜ
何度でも何度でもさ
雑草にだってやれるんだって


いつか馬鹿にしてたエリート
下克上起こすから見ていなさいよね

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雑草少女

 劣等感をバネにして、コンプレックスをプライドにして、足掻く雑草少女のお話

閲覧数:181

投稿日:2017/04/07 17:41:45

文字数:538文字

カテゴリ:歌詞

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