赤い月降りた　窓辺に依って　私一人　あなたを待つ
雫のあふるる　野薔薇かきわけ　激しく私を　愛すの
熱い吐息を　かわしながら　甘い雫を飲み干して
愛の言葉　囁くあなたの　腕に抱かれている
そんな夢を褥（しとね）で紡ぎ　私あなたを待つの

あなたが降り立ち　私を抱いて　心臓にナイフをさした
私がゆっくり崩れ落ちたら　そっと唇に口付け
幾度目か　すでに忘れたわ　あなたに殺され終わるの
出会い　求めて　愛しあって　憎みあい　殺しあう
幾度輪廻　繰り返しても　あなたの手離さない

幾度繰り返えせど　終わらないの　円舞曲（ワルツ）は

幾度求めて失っても　二人また巡りあう
愛の輪廻を繰り返して　二人また殺しあう
神に疎まれ堕とされても　二人また愛しあう
世界　敵にした　二人の愛は　永遠にずっと　続く