誰かが忘れた 透明な傘を
素知らぬ顔で 拝借結構

骨の突き出す 傷から漏れ出してた
血みたいにぬるい 雨が肩を濡らす

平仮名(あいう)で 書かれた
名前を今 爪で削り取ってさ

会いたくて 泥水まみれの僕に 雨の日だけの僕に会いたくて
Ah(アア) わざわざ白い新品のスニーカーを潰して履いたら
水たまりにダイヴ

さよなら綺麗な僕



昔から使ってた 折りたたみの傘の
カバー 踏み汚してどろどろに犯したよ

涙の訳も 嬉しさだと諭して
ごめんねだとか言う 口縫い合わせようか

死ぬまで 元気で
君の最期 声に耳を塞いだ

会いたくて 泥水まみれの僕に 雨の日だけの僕に会いたくて
Ah(アア) わざわざ傘を差さなきゃいいのになんてわかっているけど
わかっているけど

さよなら強がりさん


会いたくて 泥水まみれの僕に 雨の日だけの僕に会いたくて
それで変われるとか思ってないけれど でも

会いたくて 僕に 会いたくて いつまでも濡れない僕じゃない僕に
Ah(アア) 大事なものは全部なくしたい 今ここで何もかもを
水たまりにダイヴ

さよなら綺麗な僕

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アマザラシ

息苦しい現状から抜け出したいけどなかなかできないみたいな歌詞を書きました

閲覧数:193

投稿日:2016/04/26 01:26:54

文字数:484文字

カテゴリ:歌詞

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