<A>
滑稽な愛憎に 嫌気差し逃げ込んだ渚は
宵闇に揺らめいた ここだけ別世界
今夜の月はまるで ナイフのよう鋭利な姿
潮騒が耳を貫く 叱責と軽蔑

<B>
心が錆付いたのは 涙雨に打たれたから
美しい光景さえ 空虚な贋物(まやかし)

<サビ>
何もかもが狂ってる 歪曲した五感のせい
愛し方を誤った 引き金はそこにある
心を初期化できたら いいのにと海に駆ける
洗い流して私を 無垢な少女に戻して

<A>
街中の喧騒が 日夜止む事のない堕落と
不浄に浸されてる あそこは虚偽世界
二度と戻らないから 物語を夢見てもいい?
いつか救い上げてくれる 白馬の王子様

<B>
翼が朽ち果てたのは ここで足を洗ったから
身体の傷が沁みる 異端の烙印 

<サビ>
愛想笑いで踊るのも 豪華なドレスもおしまい
今ここで全部捨てて もがきながら泳いでれば
生き人形にはならない 迸る生気は熱く
噛み締めて迷わなくても 所詮どれもが泡沫(うたかた)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

夢幻人魚姫

アップテンポなのにどこか切ない曲調に惹かれて歌詞を応募させていただきました。

闇に満ちた世界から海に逃げ込んだ少女。
全てを洗い流して新しくやり直すことはできるのか・・・。

閲覧数:290

投稿日:2011/05/25 16:52:10

文字数:420文字

カテゴリ:歌詞

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