「盲目トワイライト」
泣き出した空を
見上げて何を思う
雲のすきま黄昏
体を透き通った
目の前の出来事も知らずに
何も出来ずに 目を逸らす
見えない世界を手探りで探してみても
誰もいない寂しさだけが
語りかけてくる 気がした
黒と白の中
光を求めていた
夢に見てた黄昏
何故だか掴めそうで
風が運ぶ草の音を頼り
日が沈む丘 を見つめる
手を伸ばした先に見える暖かい光
それが黄昏と知ったとき涙がこぼれた
静かな時を刻む冷たい風を受けて
涙が乾く頃に街の風景が見えた 気がした
明日もまた 見つかるといいのに 綺麗な黄昏
手を伸ばした先に見える暖かい光
それが黄昏と知ったとき涙がこぼれた
わたしには確かめる術や力がなくて
言われるままその黄昏をただ見つめていた
それでもただ一つの わたしの夢
懐かしい思い出をたどり胸に焼き付いた 忘れない
わたしには見えているから
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「盲目トワイライト」
なきだしたそらを
みあげてなにをおもう
くものすきまたそがれ
からだをすきとおった
めのまえのできごともしらずに
なにもできずに めをそらす
みえないせかいをてさぐりでさがしてみても
だれもいないさみしさだけが かたりかけてくる
きがした
くろとしろのなか
ひかりをもとめていた
ゆめにみてたたそがれ
なぜだかつかめそうで
かぜがはこぶくさのねをたより
ひがしずむおか をみつめる
てをのばしたさきにみえるあたたかいひかり
それがたそがれとしったときなみだがこぼれた
しずかなときをきざむつめたいかぜをうけて
なみだがかわくころにまちのふうけいがみえた
きがした
あしたもまた みつかるといいのに きれいなたそがれ
てをのばしたさきにみえるあたたかいひかり
それがたそがれとしったときなみだがこぼれた
わたしにはたしかめるすべやちからがなくて
いわれるままそのたそがれをただみつめていた
それでもただひとつの わたしのゆめ
なつかしいおもいでをたどりむねにやきついた
わすれない
わたしにはみえているから
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