なにかに影響をうけてぼくらは生きている
とくに近くのものから強く影響をうける
近づきすぎて境目が分からなくなる
区別しようと対立することもある
何かを望むわけでもなく
ただ空気のようにそこにいたい
いくつかの時を過ごして
ただそこに立っていたい
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雨がふり、風が吹き、それでもそこにいる。
生まれたときから変わらず、その場所が気に入っている。
どうしてもどこかへ隠れたくなったら、
その時は仲間を増やしていく
やがて林になり、森になり
やがて別の仲間もやってくる
そうして、そこにいるという何かの主張は
形となって現れていく
でもその本体は動かない
じっとその場から見つめるだけ
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はやく大きくなりたいと
両手を広げてみる
その時の光の強さで、ぼくは大きくなれる。
そう信じていたけれど、
ここをどかなければならない時がきたようだ
あたらしい環境が、光を遮っているから
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