僕はこの先もう長くはない
これは運命として受け入れること
だからこそ　僕はこの羽織に命をかけている
シしる時こそ…

（００：４３）
きっとみな気付いてない
立てない悔しさ　もうそれだけでも
あの人や仲間に迷惑かけている
だから僕は涙は流さない
だって　これは
僕のせい
病気になってしまって

（０１：０８）
できない自分の歯がゆさゆえ
逃げ出したくなるけど
赤いものが出ようともここにいる暇があるなら
狩り出して欲しいと願う
それこそがあなたへの恩の返し方
こんなくずみたいな考えしかできないのなら
変わろうと思う

（０１；３０）
立ち上がり刀を持ち　打倒して
もう時間がない　冷静でいられない
心が弱りだすと
体を痛めつける気がしていた
だからこそ　誠の文字に
背を抜けぬように
負けたくない気持ちだけで
動いていた気がした

（０１；５８）
噂話で「あいつによるとうつされる」
どこで聞いたんだ　耳に余る罵倒
動けないからだを必死に動かした
もうしの神はそこまでお出迎えしてきてくれた

（０２；２５）
幾年過ぎ休暇ばかりの日に
持て余して気分よく
宿を歩き回っていると会合していた
僕には全く知らないことばかり
体調不良で動けないからだ

（０２：４５）
希望も絶望も繰り返される
夢や勇気などもう当になくなる

（０３；１２）
あの日に戻れるのなら
繰り返し悪夢にうなされなかった
剣を振るうだけで優しさを貰えたあの日に

今では手が震え　ケンを鈍らせてしまった
もう少しでこの世にはいえられないと
思うと情けなくなる
これで少しは楽になれるかな
あなたとあの人と僕で笑いながら
お茶が飲める日を待ちわびて
あの世で待っていますから

僕の事　気にしないでください
誠を待ってください