艶(あで)やかに舞うは 花かキミの香(か)か 風に紛(まぎ)れて
霞ゆく月は 雲隠れ 僕の心 揺らすようでさ
まただ 誘(いざな)うよな歌が 遠くに聞こえ 消えて散りゆく

下駄を鳴らし行っては来(き) ゆらゆらとゆらり暮れる
キミと僕が繋ぐ手の 温もりと柔らかさ
キミが欲しい キミだけが あの子なんかいらないから
淡い光 黒髪に弾ける

淑(しと)やかにしなる 花の枝(え)かキミの 四肢と指先
雨雲に零(こぼ)る 澄み切った 冷たい粒 空(くう)を仰いで
まただ 遠くに 聞こえ 消える あの歌声が誘(さそ)う

キミが欲しい キミだけが
繋いだ手 ぎゅっと握った あの子なんかいらないから 月が覗いた

花は色付く 艶(あで)やかに
キミが欲しい キミだけが 繋いだ手は離せないままで

下駄鳴らして 知らぬ振り
麗(うら)らかに花が舞う 花に降る雨はキミの香(か)を纏(まと)って

キミが欲しい キミだけが
あの子なんていらないから 淑(しと)やかな花の枝(え)が揺らめく

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  • 非営利目的に限ります
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悪童

閲覧数:246

投稿日:2018/03/24 01:50:11

文字数:442文字

カテゴリ:歌詞

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