降り出した雨に染まる
懐かしい思い出町
柔らかい風も空も
変わらずにあの日のまま
別れを告げた街並み
姿変えたけど かしこに
面影が息づく
鳴き止まぬ雨音を
紫陽花色の傘で聴いた
暮れ行く街の隅で
さざ波寄せる水溜りは
忘れかけた記憶の底
そっと揺らしてる
恋心 時が経てば
薄れると思ったのに
幾たびも浮かび上がり
鮮やかな色をつける
二人歩いた並木を
たどる指先は たしかに
あなたを想ってた
鳴き止まぬ雨音を
紫陽花色の傘で聴いた
暮れ行く道の上に
誰かが残した足跡は
遠い日々への憧れを
そっと紡いでる
鳴き止まぬ雨音を
紫陽花色の傘で聴いた
暮れ行く空の中に
思い出の影が散らばって
"とてもあなたが好きでした"
そっと口ずさむ
*ひらがな*
ふりだした あめにそまる
なつかしい おもいでまち
やわらかい かぜもそらも
かわらずに あのひのまま
わかれおつげた まちなみ
すがたかえたけど かしこに
おもかげがいきづく
なきやまぬあまおとお
あじさいいろのかさできいた
くれゆくまちのすみで
さざなみよせるみずたまりわ
わすれかけたきおくのそこ
そっとゆらしてる
こいごころ ときがたてば
うすれると おもったのに
いくたびも うかびあがり
あざやかな いろおつける
ふたりあるいた なみきお
たどるゆびさきわ たしかに
あなたおおもってた
なきやまぬあまおとお
あじさいいろのかさできいた
くれゆくみちのうえに
だれかがのこしたあしあとわ
とおいひびえのあこがれお
そっとつむいでる
なきやまぬあまおとお
あじさいいろのかさできいた
くれゆくそらのなかに
おもいでのかけがちらばって
とてもあなたがすきでした
そっとくちずさむ
雨色回想 (アマイロ・ノスタルジア)
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