『リトルサイン』


モノクロな世界に色を加えて
繰り返した日々も今ではもう曖昧で
あとどれだけ続くのだろう?
浮かべた問いかけもやがては消えた

出会う歌に導かれるように
重なる音には心が芽生え始めていた

焦がれる人も絆も
叶わぬ夢と気付いた
初めて滲む世界に
溢れ出した声が響いた


流れ始めていた命の波に
満たされていく土地 幸せを覚えていた
あとどれだけ歌が響けば
憧れた世界に出会えるのだろう?

枯れる声に気付き始めていた
残された時はもう僅かなものであること

小さな両手広げて
流れる風を感じた
萌えゆく世界の中で
願い事の歌が響いた


僅かな命の前に溢れる光を感じて
孤独なこの現実に
生まれてきた意味を知ったんだ


命に溢れた世界 今度は幸福な世界を
望んだ人を作った 形だけの証だとしても
震える両手伸ばして 小さなサインを掲げて
最後の祈りを籠めた この世界が続きますように――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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リトルサイン 歌詞

リトルサインの歌詞です

閲覧数:3,798

投稿日:2013/05/10 22:59:45

文字数:405文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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