家路に就く 見上げる空 藍色
去りゆく 陽の光に雲を浮かべて

羽織った薄手のニットは頼りなく
されど また心地よく 汗を忘れさせる

ひと雨 ひと雨 薄れゆくこの夏の名残り

澄みゆく風に金木犀と木枯らしの香り
幼き日 帰り道 感じた夕暮れの香り

覆い来る夜空 夕餉の明かりを窓に灯す
ドアを開ける刹那 よみがえる「おかえり」の気配

あの頃と変わらず 夏の日は儚く移ろう
変わりゆく 私とこの街を黄昏に残して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ひと雨ごとに薄れる夏の名残り

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投稿日:2022/11/23 23:58:47

文字数:207文字

カテゴリ:歌詞

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