雲色の服着飾って
ただ何億回も願ってた
今まで神の悪戯なんかを
真に受けていくが生の歩み

薄い紙きれと コピック
まだ脳裏にずっと映ってる
再び訪れる幸せを
湿らさずに待っていた


あなたに貰った　この花も
あなたと誓った　永遠も
くすんでしまって廃れて
皆口揃って憐れむ


幾千万の祈りを
ただあなたの片隅に
夢が叶う一時まで
仮面を被ってクルクルリ

一つだけのこの場所で
厄災が起きても大丈夫さ
遥か彼方のあなたの
帰りを待つって指を交した


街に佇む人も
ただ虚ろばかりを睨んでた
些細な温もりと綺麗事で
皆の支えになればよかった

終日街を廻って
見繕った笑みを配ってた
密かに悲しみをぐっと殺し
まるで幸福の王子のよう


あなたが綴った　この虚構も
あなたに宿った　悪霊も
全ては長い夢のように
誠か嘘かも分からない


幾千万の祈りを
ただあなたの片隅に
起きたら真夜中の2時
仮面を捨てて飛び込んで

唯唯唯この時を
ずっとずっとずっと待っていたの
もっともっともっと慰めて
そしたらそっと唇を

まだまだまだこの先も
持ちつ持たれつで育んで
2人で花を摘みましょう
トワに苦楽をずっと共に

今日(いま)は秘かに