2階の窓から
飛び立つ紙飛行機
「戻っておいでよ」
メッセージ乗せ風を切る
雨の日晴れの日
いつでも吊るしていた
てるてる坊主は
苦しがっていただろう
大人になったら
なんでもできると
信じた私は
冷たい水の中に
「また会おうね」って約束を
果たしにきたのに
どうしてなの?
ここに一人待っていても
来てくれる人はいないんだ
翼を喪い
沈んだ紙飛行機
てるてる坊主は
今頃泳いでるだろう
子供のようには
大人は遊べない
私がいたこと
確かめるあてもなく
夢はあの水に溶けてる
手が届かないなぁ
遠すぎるよ
飛び込むこともできないし
約束も違えられないなぁ
あぁ
誰もいないのに
ふるさとって言えるの?
叶わない夢をいつまでもみる
近所の子供は簡単に
明日のことを約束してる
私の大事な1回も
繰り返しにすぎないんだな
「また明日ね」
水の中では
小さな私が笑っていて
みんなと幸せでいると
信じて生きるだけでいいや
もう
波紋を広げて
小石が沈んだ
湖底の校庭
はじめまして。
ますお様の歌詞募集への応募用に書きました。
http://piapro.jp/t/08fc
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