脱力感が心地いい 睡魔に髪を引かれてる
ふやけたままの指先を見つめる

隠れて転がす飴玉 レモンの香り 鼻をすすった
舌の上にひろがった痛みと血の味

窓の外で弾む声が遠くなる
軋む椅子とあたしの鼓動だけが響く

ゆらゆら 揺れて 君の瞳
静かに伏せて 盗み見た
ブラウスのしわの すき間から
ゆらゆら 揺れた 昼下がり
天井を游ぐ魚が 眩しい



罪悪感が押し寄せる 眠ったふりを続けてる
あの子が君を見つめてる

好意が胸につかえてうまく吐き出せない 苦しい
あたしは まいった、とおもう

くらくら のぼせた頭で 想像してみた
可愛くてやさしいあの子と 君のこと
ゆらゆら 揺れて 滲む瞳
天井を游ぐ あたし いくじなし


ゆらゆら ゆらり 溺れてく ちいさなさかな
可愛くてやさしくなれたら 目が合うの?
このまま溶けて流れてゆけたならば
届く気がするのにな


脱力感が心地いい チャイムの余韻 響いてる
君の瞳がまた揺れる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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回游魚

閲覧数:164

投稿日:2019/06/19 21:41:13

文字数:419文字

カテゴリ:歌詞

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