(1A)
とある雨の降る街の 大通りの隅に
小さなダンボールが 捨てられていました
ダンボールの中には 捨て猫がいました
捨て猫は小さくて かわいい猫でした
(1B)
青い目を持つ 捨て猫は
丸い瞳で 人をみつつ
とても小さな 口を開き
細いのどを ふるわせて
(1S)
青い目をした捨て猫は歌う どんなに辛いことがあっても
青い目をした捨て猫は歌う どんなに怖いことがあっても
のどは歌うよ 明るい歌を
足は歩くよ どこへも
瞳は見るよ 果てない空を
希望があるからと
(2A)
ダンボールの中には まだ猫がいます
猫は悲しい顔で 歌を歌いました
(2B)
青い目を持つ 捨て猫は
悲しい瞳で 人を追って
猫は再び 口を開き
小さい体 ふるわせて
(2S)
悲しい瞳の猫は歌う どれだけ雨が降っていても
悲しい瞳の猫は歌う どれだけ雪が降っていても
のどはふるえる うた歌うため
足は止まって 動けず
瞳はこぼす 透明な水
希望はないからと
(3S)
悲しい目の猫はあきらめない 希望があると信じるから
青い目の猫は歌い続ける いろいろな想いを歌にして
(4S)
青い目を持つ捨て猫は歌う 空に届く大きな声で
青い目を持つ捨て猫は歌う 高く響く大きな声で
猫は歌うよ 希望の歌を
猫は歌うよ どこでも
猫は歌うよ 明るい空へ
捨て猫のマーチを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

捨て猫マーチ

苺ミルクをぶっかけたら殺す。さんの曲に歌詞をつけました。
辛いことがあっても、落ち込まずに、という思いで書きました。

閲覧数:128

投稿日:2011/01/26 20:54:14

文字数:572文字

カテゴリ:歌詞

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