罪の中に沈む
鳥籠には孤独
青く染まる羽根は
空に舞って溶けた
傷だらけの心
気付けなくてそっと
離れていく君が
遠く見えた記憶

抱えた自我と
慈しむ腕の
錆び付いた矛盾
ついに朽ちて散った

過去はいつか夢に
深く溺れもがけば
愛し声を聞き漏らして
泡沫へと消えた
鳥はいつも胸に
休む場所を探した
強さだけを振りかざして
守る者を捨てた

自ら科し歪む
罰を受ける理由
赤く染まる僕は
落ちる空に似てた
剥がせなくて痛い
虚しさだけずっと
幸せには君が
必要だと知った

かりそめの海
漂ったままの
錆び付いた想い
不意に重み増した

囲われてた檻の
意味はとうに無くした
愛し声を押し殺して
奪い去った願い
鳥はいつも共に
休む場所を探した
寄り添えたら叶えられた
未来さえも捨てた

(台詞)
あなただけが 全てでした
あなただけを 見つめました
あなただけに 隠しました
あなただけで 良かったのに…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【完成】rusty

「ここへ来て、抱きしめさせて…」

kk2さんの曲(http://piapro.jp/t/pGhK)に書きました。

・Cageを反映させアニメのエンディングのような歌詞

ということだったので、“僕”が“君”を失った後を描きました。
曲を聴いた時に水に沈んでいくイメージが見えたので、鳥籠(EDでは“僕”を閉じ込める檻=罪悪感や自己嫌悪で身動きの出来ない心)が落ちていきます。

閲覧数:548

投稿日:2012/10/21 14:19:18

文字数:406文字

カテゴリ:歌詞

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