悲しい苦しい 時代の中で
 築いた祖先に 思いを馳せる
 今ある命の 鼓動の中に
 尊い犠牲の ある事を

 貧しいゆえの 口べらし
 婆さま背負って 山歩く
 悔し涙と 苦渋の思い
 背中の温もり あたたかき
 向かうは 別れの デンデラ野
  

*望まれぬ中にも 必要なものがある
 捨てられた モノの中にも 価値はある
 古い モノの中にも 知恵はある
 投げられた モノの中にも 宝物はある
 消えてゆく 全てに 命があるから
 この言(こと) 心に留め 
 伝えておくれ 孫達へ


*この身の行き場は 墓じゃなく
 記憶を残す 宝の山じゃ
 泣いてくれるな 我が息子
 血の繋がり 絶やすこと無く
 命の鎖 繋いでおくれ



 悲しい苦しい 時代の中で
 築いた祖先に 思いを馳せる
 今ある命の 鼓動の中に
 尊い犠牲の ある事を 

 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

デンデラ野

姥捨て山の話をイメージしています。
本来は、自分で歩いて向かったようですが
ここでは、背負って歩く途中の会話を
自分の解釈で、歌詞にしました。
*は女性パートです。誰にするか未定です。
KAITO さん以外のボカロさんでもOKです。
和風か民族調でイメージしています。
*「宝の山じゃ」の歌詞は亀の甲より年の功のような先人の知恵を表現しています。
困った時は、此処に来れば、知恵を与える事が出来るよっていう意味合いです。
私自身、そうあって欲しいという思いで書きました(T-T)

閲覧数:112

投稿日:2011/08/30 23:01:14

文字数:379文字

カテゴリ:歌詞

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