夜間飛行


星のアーチを潜り抜けた頃
三日月がウインクをするの
「ようこそ、星屑の園へ!」

瞬く声は遠く近く 響き合う光
明日と今日が混ざる時間
歌い出すエンジン

広がる星の海を自由に飛び回る
あの丘離れ 高く高く
夜の彼方まで


街の明かりも届かない夜空
どこか夢のよう 私だけ
切り離され ここにひとり

青いポラリス 手を伸ばして
その距離を知ったの

遥かな遠い光 時間の旅人が
私に聞かせた物語
宙(そら)駆ける羽


「遠い遠い空の向こう
 きっと誰も知らない
 秘密の場所 奇跡の庭
 教えようか
 時を越えて 星降る夜
 光の中微睡む
 生まれたての星の子達

 歌を紡ぐ」


果てなく深い夜空 微かに響く音
不思議な夢は淡く溶けて
低く唸る風


「遠い遠い空の向こう
 あなた以外知らない
 秘密の場所 奇跡の庭
 忘れないで
 時を越えて 星降る夜
 光の中微睡む
 生まれたての星の子達…」

探してるの


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ほしのあーちをくぐりぬけたころ
みかづきがういんくをするの
ようこそ ほしくずのそのへ

またたくこえはとおくちかく ひびきあうひかり
あしたときょうがまざるじかん
うたいだすえんじん

ひろがるほしのうみをじゆうにとびまわる
あのおかはなれ たかくたかく
よるのかなたまで


まちのあかりもとどかないよぞら
どこかゆめのよう わたしだけ
きりはなされ ここにひとり

あおいぽらりす てをのばして
そのきょりをしったの

はるかなとおいひかり じかんのたびびとが
わたしにきかせたものがたり
そらかけるはね


 とおいとおいそらのむこう
 きっとだれもしらない
 ひみつのばしょ きせきのにわ
 おしえようか
 ときをこえて ほしふるよる
 ひかりのなかまどろむ
 うまれたてのほしのこたち

 うたをつむぐ


はてなくふかいよぞら かすかにひびくおと
ふしぎなゆめはあわくとけて
ひくくうなるかぜ


 とおいとおいそらのむこう
 あなたいがいしらない
 ひみつのばしょ きせきのにわ
 わすれないで
 ときをこえて ほしふるよる
 ひかりのなかまどろむ
 うまれたてのほしのこたち

さがしてるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

■夜間飛行

次郎ラモスさんの【歌詞募集中&タイトル募集】初音ミクオリジナル曲7【6/23〆予定】への応募作です。

http://piapro.jp/t/bq7b

@歌詞について
飛行機から星空はどんな風に見えるのかなぁと想像しながら書いてみました。

閲覧数:135

投稿日:2016/06/23 23:51:44

文字数:944文字

カテゴリ:歌詞

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