今日の僕は昨日の僕と少し違う
周りから見れば気づかれない変化だけど
僕にとっては大事な変化さ
自転車走らせながら笑みを浮かべてる

通学路の行きの坂道で左の方から
いつもより少し太陽が熱く感じる

自転車のサドルを少しだけ上げてみた
そこから見える景色がわずかに広がった気がした
僕は変わるんだ そう 嘘つきな僕から
君との変化につながればいいな

冬の寒空に近づいて風が冷たく感じるのが心地よくてさらに僕はサドルを上げる
やがて僕は変わったなりたい自分に
あの月さえ手が届きそうなくらいに

なのに君との目線が合わなくなって
締めたはずのねじを
また静かに緩めてる僕がそこにいたんだ

自転車のサドルを元に戻した
そうやって僕はまた嘘をついてずるくなっていく
僕は変わらなくていい 君の好きな人に
君との思い出があればいいから

あの日夢見た夕闇に高く高く溶け込んでいく 掴んで取れる星と星
二つの距離は二人のことだ
君は僕を探してるか?
白い息だけをわずかな頼りにして

背伸びする君を見つけに降りるよ
いつか同じ星座になるんだ だから
その時は君を後ろに乗せて走るよ
二人はきっと強くなる
自転車のサドルを少しだけ上げてみた
そこから見える景色がわずかに広がった気がした
僕は変わるんだ そう 嘘つきな僕から
君と変化につながればいいな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

自転車のサドルを少しだけ上げてみた

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投稿日:2019/12/05 12:00:50

文字数:571文字

カテゴリ:歌詞

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