ひたすら願って 縋りつく やるせない現実感の蜘蛛の糸
ひたすら登って ただ 落ちてゆく 有象無象の輪廻の川
何ひとつも分かってない道化師の 戯言にまみれ隠れて 救えない一人芝居
何ひとつも終わってないのに幕引きする自我 
それは 感傷の雨が吹き付ける 過去の墓だ

夜明けに 滑り込む
瞬き 透けてゆく群青
刹那に 混ざり合う
気高き ヒトの孤独

壊れ方も知らない刃の錆に まとわりつく弱者の溜息の残滓如きが
殺し方を覚えてみたところで 風の音を斬る事も叶わずに朽ちるだろう
忘れ方なら分かる皮肉な檻 内か外かの境も区切れずに
隙間から見る景色の彩り 憧れに染める幻の理想と絶望


ひたすら祈って でも あきらめる くだらない誇りの末路が辿る行き止まりに
何一つも変わって行かない 狂える黒歴史が  
いつも 無残に散る花びらのように 酷く 綺麗 

夜露に 映り込む
儚き 空蝉の群青
螺旋に 絡み合う
壊れた ヒトの鼓動

裏切りの背後に潜む憧れ 黄昏時に忍び這い寄る夢のまにまに 
塗り潰す色をいくら重ねても 歪んでく情念の憧憬は隠し切れずに
噛み切るように強く刻んでゆく 傷跡が語る無常の理の連鎖
契りを交わす文字を縁取る色 戯れに汚す幽玄の本能と欲望


夜明けに 滑り込む
瞬き 透けてく蒼
夜露に 映り込む
儚き 空蝉の群青
刹那に 混ざり合う
気高き ヒトの孤独

壊れ方も知らない刃の錆に まとわりつく弱者の溜息の残滓如きが
殺し方を覚えてみたところで 風の音を斬る事も叶わずに朽ちるだろう
忘れ方なら分かる皮肉な檻 内か外かの境も区切れずに
隙間から見る景色の彩り 悲しみに暮れる幻の透明な群青

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

群青

ハルカ氏の曲へ寄せて。
http://piapro.jp/t/YXQ7

読み方補足:
自我(エゴ)、残滓(ざんし)、音(ね)

※要調整箇所が多々あると思われマス

閲覧数:312

投稿日:2013/08/05 01:19:20

文字数:709文字

カテゴリ:歌詞

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