居なくなって初めて分かる人の温もり。

「 マスターったら一体全体何処に行って仕舞ったんでしょう ?
3月 9日に霙が混じって冷たい雨が降る中私が一人で出掛けて仕舞ったのは
悪かったと思っています。 」

彼女は独り言を呟きながら昼間は 3月になって初めての夏日で 暑くて
25。3度にもなってアイスキャンディがとても美味しく感じた程だったのに
真夜中になるとあっという間に 7度に迄気温が下がって仕舞った玄関の
外に佇んんでいました。

「 ここまで寒暖の差が大きいと薄着でオールシーズン過ごしている私でも
可也シビアに感じますねぇ ・ ・ ・ ・ ・ 。 」

と東側の外通路を通って南側にある庭の犬走りの上にある縁側に座って
春先にしては珍しく透き通った夜空を見上げました。

「 やっぱり寒い時ほど星空が綺麗と言われているみたいですけど
マスターは寒い思いして無いんでしょうか ? 心配で ここ一週間程
良く眠れなかったですからねぇ。
あらっ ? ? ! 足元が妙にふさふさしていて暖かいわねぇ ? ! 」

立ち上がりながら振り向いて縁側のしたを覗きこんで彼女は驚きました。
猫さんが四匹 寄り添いながら丸まって寝ていました。

「 あらあらまぁ~~、 マスターや犬さんと一緒で猫さんたちの寝顔って
無防備と言うか 安心し切っていて 何だか可愛いですねぇ。
う~~ん ? そういえばこの外側の猫さんの顔って誰かに似ている様に
感じるのは私だけでしょうか ?
そうだっ ! このまま縁側の下だと寒さが答えるから玄関の中に
居れてあげた方が良いでしょう。
だけど四匹一度に抱えると流石に重たい わねぇ。 」

彼女は四匹の猫さんたちを抱えながら玄関の中に入っていきました。


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

2010年 3月 17日のミクさんのとある行動

どうやら マスターが猫 ? に変身して一週間ぶりにミクさんが住んでいる自宅に
戻って来た ? 様子です。
しかも一回り身体が小さい 3匹の猫さんたちも一緒に連れてきちゃったみたいです。
さてさて この謎めいた ? 3匹の猫さんたちは一体何者さんたちでしょうか ?

閲覧数:36

投稿日:2010/03/17 00:39:35

文字数:748文字

カテゴリ:その他

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