隔絶の地 断崖の淵で
今宵も弦を爪弾きながら唄う

「この眼は見えずとも
 この闇の静寂で
 精霊の囁きと共に唄おう」

その庵で白の装束を身に付け
人の解さぬ言葉で紡ぎ続ける唄は
鳥の飛び交う峡谷より響き渡る
樹々は震え共鳴して
大陸の果てまで伝えゆく

清廉の大気を抱く断崖で
盲た巫女のその声はその声は


その断崖の庵で声を振り絞り
慈愛の雨を祈って紡ぎ続ける唄は
そう 永久に光となりて降り注ぐ
いずこまでもこの声が
届くこと願って奏でよう

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【歌詞】精霊の宿りし隔絶の淵

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投稿日:2013/05/26 21:13:21

文字数:225文字

カテゴリ:歌詞

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