そして 僕達は産まれてから ずっと孤独なままで
半月に照らされながら 口遊むよ 愉快な唄

泣き虫を隠さないで 苦くて拙いママレード
喉の奥に詰まった言葉を吐き出そう

君も知らない四半世紀の
誰も知らない バイオグラフィー

ささくれみたいな思想の渦
夜の街 空き缶と雫
降り出すスコールの流れ 身を任せて踊ろうぜ
透明な確信が胸を伝っていく

それから 僕達は美しい棺の中で
死んだっていいの理由を抱えながら眠るのです
別に苦しくはないのだけど 訳もなく悲しい夜は
きっと まだ死にたくない夜で 生きていたい理由になってしまうんだ
矛盾が僕を形作るなら 退屈なレモネードも
そうね 意味のある一瞬だったんだ

世界は今日も煩いね
朝靄を描くファンファーレの音
降り止んだ昨日の残響 掻き消えない様に叫ぶ
それはきっと 僕の実存って奴だ

後日譚を捲る その手に挟む 取り敢えずの栞
春に吹かれて消えた 風船の様に
後日譚 それから長い長いプロローグ
後日譚 続くんだね

後日譚を捲る その手に挟む 取り敢えずの栞
春に吹かれて消えた 風船の様に
後日譚 それから長い長いプロローグ
後日譚 続くんだね 春に吹かれて消えた

風船の様に

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バイオグラフィーのダンス

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投稿日:2024/01/31 18:56:22

文字数:520文字

カテゴリ:歌詞

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