貴方の顔手腕足貴方が着ている
パジャマから覗く肌は
屍と思わされる程に痩せこけていて
昔の威厳ある姿は
今は弱々しい灯火
お誕生日(バースデー)ケーキの
ローソクを消すように
息吹きかければ消えてしまう
そう 今ならため息でも
消えてしまいそう

窓辺に座る私は窓から
差し込む光が眩しいから
目も体も傾けて痛々しい
貴方から目を背ける
そらしてそらしてそらしてそらして
どうか目をそらさずにいて

解ってる世界は
平等なんだという事
それは病院(ココ)で
一番思いしらされる場所だから
祈りはムダ。
儚くて脆いのは不完全で美しい
お誕生日(バースデー)ケーキの
ローソクを消すように
息吹きかければ消えてしまう
そう 今なら
ため息でも消えてしまいそう

部屋で座る私は貴方が
帰って来られる様に
綺麗に片付ける事で
本当に帰ってくる気がした
逃げて逃げて逃げて逃げて
どうか死から遠退いて

貴方が帰って来ない様に
片した部屋を散らかした
密かに祈って折り続けた
千羽鶴(モノ)を糸から外して
泣いてるみたい…
色とりどりの涙が落ちてゆく
どうか どうかお願い
現実は幻だとうなずいて
そらしてそらしてそらしてそらして
どうか目をそらさせて

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色涙

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投稿日:2012/01/23 02:31:55

文字数:524文字

カテゴリ:歌詞

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