蹴りだしたアルファルト
次第に熱を帯びていく
胸の高鳴りを抑えながら

古ぼけた鉄屑で
世界の果てを掴めたら
何かが変わる予感がしてる

引き上げたチョークで
押しがけるイグニッション
クランクを回して

僕達は走り出した
空っぽの宝箱に
残された最後の希望を抱いて
柔らかな風が吹いて
僕達を包み込んだ
何処までも続く道の中で


残酷に過ぎていく
時間の渦に飲まれても
僕達は明日へ手を伸ばして

ジオラマの街並みに
零れ落ちてく星屑を
一つずつ拾い集めていくよ


鼓動するキャプレター
バルブから点火プラグ
アクセルを開いて

羽ばたいた銀の翼
パンドラの箱に触れて
失った世界は戻らないけど
柔らかな掌から
伝わる温もりだけは
何度でも探し出してみせる


僕達は走り出した
空っぽの宝箱に
残された最後の希望を抱いて
柔らかな風の中で
過ぎていく景色だけを
瞳の奥底に焼き付けながら
古ぼけた銀の翼
何度でもはためかせて
この空の果てを掴んでやる

ひらがなver.

けりだーした あすふぁーると
しだいにねーつーを おびていく
むねのたーかーなーりーを おさえなーがら

ふるぼーけた てつくーずで
せかいのはーてーを つかめーたら
なにかーがかーわる よーかーんがしてーる

ひきあげたー ちょーくで
おーしがーける いーぐにっいしょん
くーらんーくをー まわーしーてー

ぼくたちはー はーしりだーした
からっぽのー たーかーらばーこに
のーこさーれたー さーいごーのきぼーおーをだいて
やわらかなー かーぜがふーいて
ぼくたちをー つーつみこーんだ
どーこまーでも つーづくみーちのなーかで

ざんこーくに すぎてーいく
じかんのなーみーに のまれーても
ぼくたーちは あーすーへてをのばーしーて

じおらーまの まちなーみに
こぼれおちーてーく ほしくーずを
ひとつーずーつひーろい あつめてーいーくーよ

こどうする きゃあぷれーたー
ばるぶーから てーんーかぷーらぐ
あーくせーるーを ひらーいーてー

はばたいたー ぎーんーのつーばさ
ぱんどらのー はーこーにふーれて
うーしなぁった せーかいーはもどーらーないけど
やわらかなー てーのーひらーから
つたわる ぬーくもーりだーけは
なーんどでも さーがしだーしーてみーせるー

ぼくたちはー はーしりだーした
からっぽのー たーかーらばーこに
のーこさーれたー さーいごーのきぼーおーをだいて
やわらかなー かーぜのなーかで
すぎていくー けーしーきだーけを
ひーとみーの おーくそーこに やきーつーけなーがら
ふるぼけたー ぎーんーのつーばさ
なんどでもー はーたーめかーせて
こーのそーらの はーてをつかーんでやるー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

PANDORA

ryu218gtさんの楽曲への応募作品
http://piapro.jp/t/Sc-v

というわけでこんばんは。
いつもニコニコあなたの楽曲に這い寄るキジ目キジ科寄生型ヤケイ属。鶏と申し上げます。
パンドラの箱を書こうとしていたら、いつの間にかバイクのエンジン構造を調べていました。不思議!
海外の方という事で曲の構成がトリッキーに感じて構成に大分悩みましたがなんとか形になりました。
あまり難解なテーマにならないように気を配りながらああでもないこうでもないと、わりと悪戦苦闘。
大筋で何度か手を加えましたが、結果的にシンプルに収まった気がします。

御意見・御質問・御要望あれば承ります。
若干言葉の壁はあるかもしれませんが、何かあればお気がねなく御連絡下さい。

閲覧数:391

投稿日:2013/01/16 11:02:20

文字数:1,151文字

カテゴリ:歌詞

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