銀河に願いを 恥晒しのノスフェラトゥ
地下室の手紙
太宰治の引用は今更 拙いね
でも 嘘のない祈りだよ

上手じゃない呼吸しか出来なくて
あなたがそんなに悲しむぐらいならば
僕が夜鷹になりましょう
さようなら、マザーグース

冬の世界に全てを失った 孤独な蜂は それでも、と巣を探す
春風がともに吹く事を信じている かといって文盲の彼は口を開けずに
気付けば黄金の海に溺れて死に掛けの彼を抱き締めた女王蜂
「あなたがいくら醜い羽根の子でも私は愛してやまないのです」

銀河に願いを 愚かな道化もいつか
踊り疲れて 篝火に寄り添い眠るでしょう
そこが一編の終わり
さようなら、マザーグース

さようなら、マザーグース ありがとう、僕らは
何処にも行けず 何者にもなれずに
さようなら、マザーグース ありがとう、僕らは
革命も起こせず 未来を閉ざされて

それでも生きるのでしょう
生きていくのでしょう

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さようなら、マザーグース

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投稿日:2023/12/27 00:36:33

文字数:399文字

カテゴリ:歌詞

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