君と私の距離はどれくらい?
見えているのに触れられない
君の握り返した手は誰のもの?
伸ばした手はただ空を切る
望んだ夢は叶うことなんて無くて
思い出を反芻するだけの日々

「もしもあの時」
そんな言葉ばかり頭に浮かんで
後悔ばかり押し寄せてきて
「どうして私は」
そんな風に悲観にくれて
前を向くことすら忘れたまんま

ねえ笑ってよ 昔みたいに
嫌いだなんて 嘘でも言えずに
ねえどうしてよ 私じゃダメなの
いつまでも独りで 君を想い続ける
私のこの手を 取ってくれるのは
君だけでいい


あの頃は良かったのにな
呟きは空気と混ざり消える
あの頃に戻れたのなら
同じ過ちを繰り返さないように
薄れ行く記憶を押さえ付けて
君が居なくならないように

「好きなんだよ」
そんな言葉は届くこと無くて
頬を伝って雫が落ちる
「ごめんね」
だけを何度も口にして
前に進むことすら出来ずにいる

ねえお願いだよ 私を見てよ
ここに居るんだよ 気付いてよ
ねえいつかまた 会えるかな
儚い幻想だと 知っているよ
伸ばした手に 絡み付く
罪で出来た鎖

わかっているよ
わかっているんだ
君の中に私はいないこと

ねえどうしようもない 私のことを
どうか忘れないで 消さないで
ねえいかないで 一人にしないで
置いてきぼりにしないでよ

ねえ笑ってよ 昔みたいに
嫌いだなんて 嘘でも言えずに
ねえどうしてよ 私じゃダメなの
いつまでも独りで 君を想い続ける
私のこの手を 取ってくれるのは
君だけでいい

君がいいの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

盲目

閲覧数:55

投稿日:2019/10/07 21:01:06

文字数:653文字

カテゴリ:歌詞

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