死と孤独の木の下で

君は何を思うだろう
春を魅し、遠きその目は
意気地を失い、鼓動は移らぬ

桜が散り行く様を看取っては
己とその死を重ねるようで
いつも独りで景色を眺め
いつも独りで決断を果たす




死と孤独の木の下で

雨は去り、火が燈る
あでやかに髪を揺らしては
戦の中に飛び行くをんなよ(おんな)

背負いし使命に肩を濁っては
強靭数多の剣を振り下ろす
いつも独りで城下を望み
いつも独りで譲歩を臨む

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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投稿日:2011/11/19 11:11:16

文字数:208文字

カテゴリ:その他

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