飛べない鳥たちのはばたきさえ 雨音に揺れるひびき
走れ走れ惑うこころ
放て放て纏うひかり
かなしいほどかがやけ
閃く夏のにおいが風になり
僕の言葉を奪ってく
ああ 夢見ることまでが盲目
そんな強がりは朝に触れたら
溶けた
飛び立った雛たちの向かう空は
雨雲も雷も隠して微笑む
止まれ止まれ逸るおもい
夢の続き見ないように
大事なもの零さぬよに
誤謬と嘘を重ねて
どんな夢を見ればいい?
もう夏のにおいは雨になり
僕の言葉を奪ってく
ああ 優しく滲んでく慟哭
ずっと許される時を待っていたんだ
きらり
閃いた一瞬の祈りを追い続けるよに僕は
走れ走れ惑うこころ
放て放て纏うひかり
愛しいほどかがやく
誤謬と嘘を重ねて
どんな夢を見ればいい?
恋も色も空も手のひら返して
すぐに移り変わるよ
もう夏のにおいが風になり
僕の言葉を奪ってく
ああ 夢見ることまでが盲目
どれが本当か教えてよ
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