ねえ、口付けてよ その口付けで息を殺してみせてよ
その腕で抱きしめて 抱きしめたらそのまま離さないで
これ以上一人にしないで もう二度と悲しい夢を見せないで

春夏秋冬(ひととせ)終わってもどんな時が経っても
あなたの傍にいたいなんて馬鹿みたいな話ね
それでも思っていることは本当なんだもの
仕方ないことだわ だから、ねえ、笑わないで聞いてちょうだい?

恐怖すら覚えてくるのよ 自分で思うわ、なんて重い愛なのかしらって
それでも仕方ないじゃないの これが私の愛情なんだもの
離れていくのなら私に最期の口付けをちょうだいよ
その代わり、もう二度と離れてあげないわ 口移しで毒移してあげる

こんな愛情だけどそれも私の愛なんだから受け止めてちょうだいね?
暖かい腕の方が良かったけど、あなたが私から離れるくらいなら
愛してるの言葉が聞きたかったけど、あなたがもう言わなくなるなら
無様に吐き散らした汚物だって愛せるわ だってそれ、あなたのでしょう

私を愛さないあなたなんていらない、なんて言うとでも思ったのかしら
そんなの言うわけないじゃないの 私の愛は深いのよ、それからね
許さないわなんて言わないわよ でも許しはしないから、だからね
その代わり、一生私のそばにいてちょうだいね 拒否権なんかないわ

冷たい腕も飛び出る眼も腐っていく肢体も愛してるのよ、なんて
息絶えた身体を愛するのは異常なんてそんなの知ってるわよ
それでもそばにいたかったんだから仕方ないでしょう?
嫌だわ、邪魔しないでよ この人はもう私のものなんだから

あげないわ 私のものだからここまで不様に綺麗に息絶えさせたんだもの
呼吸ができないキスをして両手で首を絞めて さあ、逝ってらっしゃい
手足を縛って抵抗ができないように準備して さあ、イってらっしゃい
ああ、これで もう、あなたは 二度ト目ヲ開ケナイ

ねえ、口付けてよ その口付けで息を殺してみせてよ
その腕で抱きしめて 抱きしめたらそのまま離さないで
これ以上一人にしないで もう二度と悲しい夢を見せないで

どうしてかしら 満足しているはずなのに

こんなに悲しいのは何故かしら 涙が出てくるのどうしてかしら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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息を殺してキスをして

ルカのイメージ。

閲覧数:72

投稿日:2011/04/24 17:06:53

文字数:924文字

カテゴリ:歌詞

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