自分の分け前しか頭にないお前
食事もそっちのけで銭勘定ばかり
魂を売ることに忙しい毎日
安月給の職場にしがみついて

首輪しめて手錠はめて
下げたくない頭下げる
何時だったっけ電車の中で
立ったまま眠る方法覚えたのは

俺はただ俺でいたいだけ
ラクしたいなんて言わないよ
分かってくれとも ただ
優しくしたい子に優しくしたかった

生き馬の目を抜く世界
ドブネズミのレース
のぞきとイヤガラセが趣味だなんて
十歳の頃の自分になんて言うつもりだよ

陽が昇り 月が昇り
発車のベルが止まらない
教えてくれ 俺は何時になったら
誰にも邪魔されずに眠れるんだ

三つ醜いこの世のダニを
全て灰にできるとしたら
いくらなら出す?
代償は多分カネじゃない
血の海に広がる炎の中で
思い出せる顔があるとすれば
誰のだろう
きっと笑顔だと思うけど

忘れたい記憶
忘れられた自分
鏡の中に映るのは
日々年老いる自分
メールが届く 電話が鳴る
何時も知らない相手から
受取ろうか拒もうか
悪い予感は大抵アタリ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

摩天楼の谷底で

辛口な詩をひとつ。
砂糖菓子のような世界観も決して嫌いではないのですが
甘いだけでは悪酔いしそうで。
ロックンローラーの血が騒いだ時は、ついこんな詩を書いてしまいます。

閲覧数:48

投稿日:2008/05/08 00:35:19

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

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