集めてたのは無料(ただ)の同情(がらくた)
売ろうにも価値が無いもので
廃棄場所探し彷徨ってた(さまよってた)
荷物が増えてはもう歩けない
こんな毎日もううんざりで
同情(ガラクタ)集めももう飽きました
だけどこの日々続けてるのは
それ以外の道知らないだけ

いっそここに全部打ち捨て
知らぬふりして進もうか
使い古しの笑顔の仮面ももう叩き割ってしまいましょうか
騒音ばかり流す心(マド)閉じ
どこか独りになりたいな
そんな高望みしてるような願い事でもないと思うのだけど

curtain rises　幕が上がったなら
It's show time　楽しい惨劇(おまつり)だ
もう逃げられない最期までワラッテ生き抜くんだ
rattle on　五月蠅いお客達が
ブンブンと飛び回ってるなら
全部まとめて叩き潰せば良いってそれだけでしょ

一度全部を捨ててしまえば
こんなにもあぁ、楽だったんだ
結局要らないものばかりに
埋もれていたのが馬鹿みたいだ
楽しい惨劇(おまつり)はまだ続く
僕が飽きるまでただ続く
あたりが全部真紅(まっか)になって
それでもずっと続いて行く

飛び散る紅い花弁（はなびら）
とても綺麗で見惚れる（みとれる）
だからまだまだ足りないんだ
もっと見ていたいソウ、ミテタイ
小気味良い音が続き重い音重なる
その周りを舞う花弁変えがたい美しさを持ってた

curtain rises　一度開いた幕は
It's show time　もう降りはしない
もう逃げられない最期までタノシンデクダサイ
rattle on　最高潮になり
最後の独りになったときに
ふと思い出す昔の君といた頃の僕を

溢れ出した涙はしかし
もう取り返せぬ時間を知って
後悔なんてものしたって変わらない程大きく
また今度は捨てられない荷物を背負ったことを知ってしまい
「もう逃げられない」小さく呟く背負い続ける
この罪はずっと