<a>
遠くで誰かが詠んでる
何処かで聞いたこと有る様な
使い古された言葉が
輝いているのが見えた
<1>
<b>
惑星は丸いから乗れないの
そう思っていたのはわたしが
愛されないのを恐れ初めていたから
<s>
夜空が紡ぎ合わせた欠片達は
力失って膝を抱えた
幾つもの僕だ
心擦り潰されるような罪悪感を
思い出した
救って拾ってきっと
寂しかったんだね
ロンリープラネット・・・
<2>
<b>
涙も出ないよ知らないから
その感情はまだ掴めて無い
誰のものでもない内は
誰も満たせないんだね
<s>
意味も無く開き続けた瞼よりも
見切って閉じて
思い描いた幾つもの絵だね
踏んで躙り擂り潰してた
あのときのきみに 入り込んだ
止まって 巡って
ちゃんと 寄り添っていたら
<c>
孤独惑星はまだ彷徨ってる
己の引力で 噫…耐え兼ねてる
<s>
夜空が紡ぎ合わせた欠片達は
力失って膝を抱えた
幾つもの僕だ
心擦り潰されるような罪悪感を
思い出した
救って拾ってきっと
寂しかったんだね
寂しかったんだね
寂しかったんだね
寂しかったんだよ
孤独惑星
「呼んでる」ではなく「詠んでる」にしました。
俳句では手垢が付いた言葉は良く無いとされますが、私は大好きです。
YUKIの「惑星に乗れ」を意識して、「COSMIC BOX」を聴いた直後に作詞しました。
最後の「寂しかったんだね」の繰り返しを聴くと私は心が動いて涙が出そうになります。
この歌詞は加害者を癒す歌です。
自分自身が寂しいと自覚していなくて、その寂しさが原因で他人に悪さをしてしまう…。
加害者は加害者で有るその前の時点で既に被害者になっている…。
なんであのときあんなひどいことをしてしまったのだろう。
そう考えて思い至ったのが、もう「寂しかったから」しか思い当たらなくて…。
最後だけ自覚できていない人に自覚させる意味で「だよ」と断定しました。
そこの私は泣き処です。
ご意見・ご感想