小さな部屋の片隅に　膝を抱え泣いてる君がいる
どうしたの？泣かないで、と慌てた僕さ
重ねた手を握り返す　小さな手は震えていたから
何があっても守りたい　そう心に決めたんだ

わからない　なぜか涙が溢れるの
でもね　君がいるからもう平気　大丈夫

ありがとう　降り注いでる陽だまりの中で
君と僕の物語　終わることはない

いつの間にか追い越した背丈
僕らの歴史の証だね、と言えば君が笑うから　嬉しくて僕も笑う

内緒だよ　ママが教えてくれたの
幸せになれる魔法だって　ほんとかな？

ありがとう　呆れるほどに繰り返したいよ
君に僕の想い全部　伝わればいいのになあ

難しいこと　わからないけれど　きっと
君も同じこと　考えてるでしょ？

ありがとう　降り注いでる陽だまりの中で
君と僕の物語　終わることはない

いつも素直になれないけど　伝わる温もりはうそじゃない
頬をよせそっとささやいた　これからもよろしくね


ひらがなver.

ちいさなへやのかたすみに　ひざをかかえないてるきみがいる
どうしたのなかないでと　あわてたぼくさ
かさねたてをにぎりかえす　ちいさなてはふるえていたから
なにがあってもまもりたい　そうこころにきめたんだ

わからない　なぜかなみだがあふれるの
でもね　きみがいるからもうへいき　だいじょうぶ

ありがとう　ふりそそいでる　ひだまりのなかで
きみと　ぼくの　ものがたり　おわることはない

いつのまにかおいこしたせたけ　ぼくらのれきしのあかしだねと
いえばきみがわらうから　うれしくてぼくもわらう

ないしょだよ　ままがおしえてくれたの
しあわ　せになれるまほうだって　ほんとかな
　
ありがとう　あきれるほどに　くりかえしたいよ
きみに　ぼくの　おもいぜんぶ　つたわればいいのになあ

むずかしいことわからないけれどきっと
きみもおなじことかんがえてるでしょ

ありがとう　ふりそそいでる　ひだまりのなかで
きみと　ぼくの　ものがたり　おわることはない

いつもすなおになれないけど
つたわるぬくもりはうそじゃない
ほほをよせそっとささやいた
これからもよろしくね


---------------

蛇足ですが。

タイトルはとりあえずキーワードの「ありがとう」を。
若干、音数無視して言葉を入れているところがありますし、ここを変えてほしい等の改変受け付けております。

イメージとして、絵本の１ページのような双子を思い浮かべてます。