山は燃ゆりて木々踊る
川はせせらぎ鳥は鳴く
秋深し実り多くあれ

揺れる揺れる水面(みなも)の如く
心揺らぎ立ち止まる
所詮小石一つの投じ
されど揺らがせ命告げる


山は白粉(おしろい)木々痩せる
川は凍りて鳥籠る
冬来たり蕾開花待ち

吹雪く吹雪く雪並み通り
寒さ震え身が竦(すく)む
初声(しょせい)あげて白銀に交じり
細雪(ささめゆき)鳴り鼓動早む


山は産声上げ芽吹く
川は溶けだし卵孵(たまごかえ)
春風の合図で目覚めたまえ

生まる生まる命の輪唱
姿違えども同じ
所詮同じ一つの命
されど異なる自我を持つ


山は緑香(りょくか)に溢れている
川は騒がし子供らよ
夏の隙間木漏れ日連れて来る

鳴いた鳴いた蜩(ヒグラシ)2匹
暑さ絶えず風を呼ぶ
震える声に胸を躍らせて
カキ氷ほおばり笑顔咲く

春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)
春、夏、秋、冬
それぞれ違った顔を見せ
それぞれ違った個がある
それぞれまた違った思い出作ろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

春華秋冬夏歌

多分初めまして。ちょっと作詞ジャンルでお邪魔します。
タイトルは しゅんかしゅとうかか とお読みください。
よろしくお願いします。

作詞 椿

閲覧数:335

投稿日:2019/01/08 14:12:04

文字数:419文字

カテゴリ:歌詞

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