生まれ持った味を活かせない僕は
明日を眺め アイスを舐め ゆっくりと朽ち果てていく
繋げ合った過去未来さえも全部
最初っから、また明日って、ひっそりと嘯いている

「どうしてもっと早く、言ってくれなかったの」
それよりもっと前に僕は言ったはずなのにね
ホントはもっと上手にさ言葉伝えたいのに
それが出来ない人間であり、動く機械ではないのさ

ああ、人間はもう人間の手の中
(捨て駒のように働いて)
大事な大事な何かを搾り取られた雑巾のよう
ああ、僕たちももうそろそろ終わりだね
(捨て犬のように鳴いたって)
どれだけ言葉を吐いても 結局何にも残らない


生まれてきた意味を見いだせない僕も
歌を歌って、涙流して、ゆっくりと生き延びている
語り合ったあの大事な記憶全部
寂しくなって、悲しくなって、それよりも愛おしくなる

「どうしてこんな風になってしまったの」ってさ
それよりもっと前に大事な事があるのにね
ホントはもっとたくさんの想い伝えたいのに
それが出来ない人間だけど、少しだけ大目に見てね

ああ、失敗の許されないこの世界
(怯えて暮らして騙し合い)
大事な大事なあの子も搾り取られた雑巾のよう
ああ、僕たちももうそろそろ終わりだね
(爆弾抱えて飛び降りた)
どれだけ言葉紡いでも 結局何にも残らない

結局何にも残らない
結局何にも残らない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

人の下にも三年

こんなもんです。

閲覧数:87

投稿日:2015/08/20 21:54:17

文字数:576文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました