降り止まない雨が 見上げた僕を濡らしてく
不意に伸ばした手は空に届く事は無いさ
立ち尽くす Abyss

どっかで失くした傘 誰かに奪われたままで
冷たいこの雨は 全てを平等に濡らす筈じゃないのかな?

終わらない自問自答 答えは無いのに
蝕まれてく感情
「誰か助けて」なんて 救いは来ないさ

最低な僕を愛せず 何も無い日々重ねて
濁った目で彷徨う僕を 誰か笑って
彩の無い景色の その中で何に泣けばいいんだろう?
頬に伝う雫にも 気づかないまま

雨は降り止まずに うなだれた僕を濡らしてく
「それでも構わないさ」
呟いた声は少しだけ 震えて響いた

期待と信頼の数だけ 傷ついて
「もう何もいらない」
吐き捨てて笑っても 軋み出す 心

最高な日々を描いて 生れ落ちた僕たちは
最果ての底で独り うつむいてる
何もかも許せたなら 違う明日も見えるかな?
張り裂けそうな この心がその一歩を許せないまま・・・

最低な僕を愛せず 何も無い日々重ねて
そんな僕を誰か笑って

ねぇ 誰か・・・

最低な僕を愛せず 溢れ出した涙に
映った知らない子供が 微笑んでる
色鮮やかに芽吹く世界が 最果てに火を灯せば
雨粒に輝く世界が僕を呼ぶよ

見上げた空に少しだけ 笑ってみた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Abyss

最低な僕を、愛せず。

閲覧数:123

投稿日:2013/08/14 13:12:57

文字数:537文字

カテゴリ:歌詞

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