私に与えられた砂時計は
ほんの少し欠けていて
命の砂は他の人より
早く流れてしまうと
生まれた時に決まってた

あなたはいつも私に笑って
ずっとそばにいると言ってた

守られるはずの約束が
私を支えてくれてた

ずっとずっとその時がくるの
ずっとずっと怖いと思った
あなたとたくさんの時間を
一緒に過ごしたかった



他人に与えられた砂時計は
私のよりも丈夫で
命の砂が流れる前に
それが砕けてしまうと
考えたこと無かったの

あなたはいつも私に笑って
最期まで一緒と言ってた

守られなかった約束が
宙に浮かんでは消えた

泣いて泣いて毎日過ごした
泣いて泣いて毎日願った
あなたが迎えにきてくれて
連れていってくれること



そんな時にあなたは夢の中で
私に笑いかけてた
砕けて消えた器の代わり
ぼくの分まで生きてと
増えた命の砂時計

ただの夢かもしれないけれど
言われた期限は過ぎている

この砂がまた尽きる時に
君を迎えに来るから

今は今は悲しまないで
少しでいい未来を望んで
あなたは笑ってそう言った
約束守っているよ



いつかいつかその時が来て
長い眠りについた時には
私はあなたに笑顔でね
会えるように生きてくよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

いのちの砂時計

生まれた時から短い命と言われてた女の子と、健康なのに消えてしまった男の子のお話です。

閲覧数:172

投稿日:2011/07/27 22:14:06

文字数:521文字

カテゴリ:歌詞

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