A1
静寂が
積もる交差点
夕焼けが
染める幻
あと少し
何かが足りない
追い風に
全て委ねて


B1
路地裏で燃え尽きる
踊った絶望が
何気なく私を刺す
溶ける心


S1
忘れた頃にやってくるの
雨に似た哀愁が
そっと私濡らし笑ってる
憂う旋律の下で

偽りの愛情は捨てた
涙なんて出ないよ
ごめん嘘最初から出てるの
私の心を癒してよ



A2
哀愁が
降り注いでいる
赤い風が
浄化してゆく
線路沿い
雑踏の視線
女の子が
涙流してる


B2
モノクロ時計笑う
狂った秒針が
憂鬱を刻んでゆく
透く再生


S1
忘れた頃にやってくるの
雨に似た哀愁が
そっと私濡らし笑ってる
憂う旋律の下で

偽りの愛情は捨てた
涙なんて出ないよ
ごめん嘘最初から出てるの
私の心を癒してよ



S2
涙で濡れた旋律は
空に舞って風になる
夕景に誘われた透明は
見慣れない色を魅せる

そして輝き出した光は
街を彩ってゆく
そして輝き出した景色は
私の心におちてゆく



（ひらがな）

せいじゃくが
つもるこうさてん
ゆうやけが
そめるまぼろし
あとすこし
なにかがたりない
おいかぜに
すべてゆだねて


ろじうらでもえつきる
おどったぜつぼうが
なにげなくわたしをさす
とけるこころ


わすれたころにやってくるの
あめににたあいしゅうが
そっとわたしぬらしわらってる
うれうせんりつのしたで

いつわりのあいじょうはすてた
なみだなんてでないよ
ごめんうそさいしょからでてるの
わたしのこころをいやしてよ



あいしゅうが
ふりそそいでいる
あかいかぜが
じょうかしてゆく
せんろぞい
ざっとうのしせん
おんなのこが
なみだながしてる


ものくろどけいわらう
くるったびょうしんが
ゆううつをきざんでゆく
すくさいせい


わすれたころにやってくるの
あめににたあいしゅうが
そっとわたしぬらしわらってる
うれうせんりつのしたで

いつわりのあいじょうはすてた
なみだなんてでないよ
ごめんうそさいしょからでてるの
わたしのこころをいやしてよ



なみだでぬれたせんりつは
そらにまってかぜになる
ゆうけいにさそわれたとうめいは
みなれないいろをみせる

そしてかがやきだしたひかりは
まちをいろどってゆく
そしてかがやきだしたけしきは
わたしのこころにおちてゆく