夕方と夜の境界を ハイウェイの途中で眺めていた
流れた聞き慣れない音楽に 口を止めたあなたの目線
紺色につつまれていく空 その中に光るポラリスに
夜だけの命を重ねた 朝が来るまで あたしここで
その言葉も どの言葉も 上澄みだけを掬って飲んでは
泥みたいに 積もっていく心を 持て余している
襟足から 落ちた水滴(しずく)が あなたの頬を伝う
薄く伸びていく冷たさは いつか あなたの体温になる
雑ざって しまった 影の輪郭も 二人の帰る道筋も
もう わからなくなればいい このまま
あなたはいつだって言葉を 投げつける振りをして宙に置く
浮ついた見せかけの愛情は 毒になって酸素に混じる
苦しくなって 嗚咽を噛んで 歪んだ視界 「何が正解?」
引き返せない もう手放せない 毒が回る ねえあなたは?
その言葉も どの言葉も 上澄みだけを掬って飲んでは
独善的な 恋とも言えぬ情を 持て余している
あなた のその 手のルーティーンが あたしの頬を撫ぜる
シャツに染みた甘い匂いに ひどく 目を背けてしまう
雑ざって しまった 影の輪郭も あなたを待つその香りも
換えられない 現実だと わかっている わかっている
暗闇に射しこむ朝の陽に 星空はもう埋もれてしまった
独り善がりな二人の 積もった濁った心を
気付かないふりして いつまで
望んだ 終わりが 来ないことなんて 初めからわかっている
陶酔した代償は 罰として今も積もっていく
飲み干せないほどのユーフォリア 二人の帰る道筋が
もう埋もれて なくなればと いまはただ願うだけ
コメント0
関連動画1
オススメ作品
君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。
kurogaki
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
意味と夢と命を集めて
作られてしまって身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
「また会いたい」と呟いた
ハリボテの街の終末実験は
昨日時点で予想通りグダグダ過ぎて
その時点でもう諦めた方が良いでしょう?
次の二人は 街の隙間で...コノハの世界事情 歌詞
じん
I was always happy, and you took pity on me
yousay because don't know anything
可哀想にしないで
喜んでくれて良いんだよ
The standards for happiness me are too high
now .....,
mikAijiyoshidayo
ゆれる街灯 篠突く雨
振れる感情 感覚のテレパス
迷子のふたりはコンタクト
ココロは 恋を知りました
タイトロープ ツギハギの制服
重度のディスコミュニケーション
眼光 赤色にキラキラ
ナニカが起こる胸騒ぎ
エイリアン わたしエイリアン
あなたの心を惑わせる...エイリアンエイリアン(歌詞)
ナユタン星人
――歌詞です――
過去 今 たぐりよせる意識を
今 未来 混濁した意識で
それ から 心の隅から出る
それ だろう 求め続けたものたちを
あ々 感じてる 満たされる
心の奥底に 何かいる
あ々 これだろう 間違えて
いるはずもないから そうだろう
目の前 見えてるの 潰し潰し潰し潰して...幻(まぼろし)/John Doe
John Doe
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想