何度も ぐしゃぐしゃ丸めて
捨てた 弱虫には書けない てがみ


はじめて 出会った頃は
何ひとつ 話せなかった
幼い私は
君のことを 知らないでいたの

あれからともに過ごして
振り返ることなどしないで
ずっと一緒にいれると 信じた

伝えたい気持ちは いつでも そばに
あるのに まだ 言葉にできない
伝えたい言葉は どうして このペンじゃうまく
書けないんだろう


夕陽がさす 改札口
もうすぐで 君とお別れ
何度も 書いては
丸めた まだ 言えてない言葉

一緒に学んだ校舎
いつも寄り道した公園
小さなことではしゃいだ 毎日

思い出 どれだけ数えてみても
君がいない時などなくて
想いは苦くて 私は弱虫のままで
握りしめて 隠した


ようやく見つけたの 書いて 消して 繰り返して
心の真ん中で 雨が降って 滲んだ文字


伝えたい気持ちは 心の奥で
溢れ出して こぼれそうになる
伝えたい言葉は どうして このペンじゃうまく
書けないんだろう

発車の合図に 思わず
差し出す 手紙はしわくちゃ
少しの勇気で微笑む 君への手紙は
一言だけ 『すきだよ。』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

手紙(仮)

応募用の作品でしたが、残念ながら選考に落ちてしまいました。
消してしまうのも惜しいので曲の募集を行います。
環境上、自ら動画サイト等には投稿出来ませんので、投稿可能な作曲者様にお願いしたいです。
完成の期限はとくに設けておりません。
よろしくお願いします。

閲覧数:262

投稿日:2013/03/04 15:34:52

文字数:487文字

カテゴリ:歌詞

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