夜風がざわめいて
僕は君と会った
あまりに華やかで
寂しそうだった

薄紅に色づく君の儚い顔
焦がれてく心が鼓動早めてく

今年もあの場所に咲く
君の馨りに導かれ
僕は会いに行くよ
短き命 一春の
恋が散らぬその前に


心地よい風吹く
君は微笑んだ
夜の静けさまで
桜色になる

流れてく月日はいたずらな障壁
あと少し共に夜風に吹かれたい

今年もあの場所に咲く
君の花弁に導かれ
幾度も呼びかけた
「忘れないよ」と 来年も
月夜に隠れて巡り会おう


詠おうもっと 薄紅燃ゆる
君が紡いだ春の調べ
花の雨が恋文ならば散らないで


春の夜に映える 桜色に輝いて
僕は君と笑いたい
限りある時間を

春の夜に映える 君に僕は染められた
どうか眠らないでいて
一夜(ひとよ) 一夜(ひとよ)の春

一夜(ひとよ) 一夜(ひとよ)の夢

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【ボツ歌詞】タイトル未定

初めて応募させていただいた歌詞です。

素敵な和風テイストの作品で、思わず感動!!
http://piapro.jp/t/YZki

「僕」を視点に、夜に舞い散る桜に恋をする・・・という情景で書きました。

閲覧数:175

投稿日:2013/07/01 18:24:41

文字数:366文字

カテゴリ:歌詞

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