A
群青色が睨んで いるのは
昊(そら)を泳いでく、鯉の群れ

脱力してしまった、手足は
水映り、聳(そび)えた、木々たちに
嫉妬をする

削(そ)ぐわぬものばかりを求め合う
僕等の空虚(うつろ)な日常は

割と悲鳴のようなもの だろう
躱(かわ)すように傘を差す人の影
流されていく

B
ひとり遊びはもう飽きた
自分で楽しみ見つけ
夢中に、なって
時間を、忘れて
ありもしないもの
並べ続けた

S
いま、僕の 探している ものが
さがしてさがしても ない
見当たらないんだ
僕は未明の月のよう

ただ、笑顔にしたいんだ、とか
隣にいたいだとか
願うわけじゃない
あなたに、出会ったあの日
僕の中の、風が搖(うご)いた

A
潰された石鹸の慟哭(どうこく)と
シャボン玉の、涙のあとは

割といや、凄惨(せいさん)なもの だろう
蹴り散らす綿毛の 血を拭う
子どもの声

いつの間に行方知れず靴下、
片割れ想い、涙する

割とそう、病んでいる毎日を
嘲(あざけ)るよう燃え上がる太陽が
遮光を破る

B
ふたりになって、
またひとりに なる そんなことを
ふと、思ったら
あなたに、会いたい
誰も気づかない
この歌は割とラブソング

S
夢、すらみえない暗闇 の隅
ほら、輝く星の窓
あなたが笑った
ないものねだりというのかな?

まだ、愛とか恋、希望 とか
永遠を夢みてるとか
そういうとこじゃない
あなた笑った、それだけで
僕の心 未明の空模様

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(曲募集)未明の空模様

曲募集中です!
文字数の変更修正などお気軽に仰って下さい!

「割と悲鳴」というワードがまず浮かんだので、内容はそこから派生してます。
「小難しい言葉と表現を並べて遊ぶ」というひとり遊びをしてる悩める若者の歌です(笑)
タイトル悩んでます~とりあえず「未明」に。

未明の月は消えるの待ち、未明の空は明けるを待つ。

閲覧数:402

投稿日:2018/08/13 06:49:16

文字数:627文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント5

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  • もつ鍋の跡地

    Unionゴロゴロさんお疲れ様です!

    今回せっかく歌詞にご応募頂いたのですが
    他の方の歌詞で行くことになりました。

    また書いて頂けるように精進しますので今後共よろしくお願い致します!

    もつ鍋

    2018/03/10 11:57:02

    • Union

      Union

      ご連絡ありがとうございます!
      残念ですが、素敵な曲ありがとうございました♪

      2018/03/10 13:18:19

  • Union

    Union

    その他

    もつ鍋さん!
    さっそくの修正ありがとうございます!
    せっかくの楽曲を邪魔しない歌詞にするには、
    もうちょっと修正必要そうですね。
    とても勉強になりました!
    お忙しい中、ありがとうございました!

    2018/02/22 19:56:13

  • もつ鍋の跡地

    Unionゴロゴロさんこんばんは!

    歌詞の修正版DEMO2が出来上がりましたのでご確認下さい!

    メロディが苦しい箇所などは正式に決定した場合
    お伝えする場合があるかもしれません!

    よろしくお願い致します!

    http://fast-uploader.com/file/7074849793690/
    パス0120

    2018/02/22 19:13:55

  • Union

    Union

    その他

    もつ鍋さん!
    こんばんは!さっそくデモ作っていただきありがとうございます!感動してます!

    「いう」って書いちゃいましたが、実際だと「ゆう」の方が自然なんだな、と勉強になります。
    文字数苦しかったなぁってところあれば、直しますので仰ってください!

    2018/02/21 20:09:10

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