A1
キライ…汚れてしまうなんて
いつかはきっと慣れるだなんて嘘だよ

それじゃ…サヨナラなんて辛い
昨日のような明日はもう来ないだろう

B1
海辺へのびる高速にカーブはない
逆戻り２人の加速、誰かに止められたい

A2
眠い目を浮かべたあなたの
隣でわたし鼓動に耳を澄ましてた

B2
浜辺で朝を迎えたら変わる気がする
一から百まで数えたら波とは別れようか

S1
Ah…少しも、少しも、変わらないから
ここに座るだけで落ち着けるのかしら？

ねぇ…少しは、少しは、変わればいいな
ナミダのしょっぱさだけは、ウンザリだから

B3
夜寝る前の沈黙や朝の静寂
初めて気づくこの世界を逃げ出したいだけなの

S2
ただ…２人で、２人で、居たかったけど
もう変わったのならばもう変われはしない

でも…１人は、１人は、辛すぎること
ナミダ溢れる海辺で気づいたのならば

S3
ほら…ナミダが、ナミダが、乾いちゃう前
小さな古傷に沁み広げておこう

さぁ…忘れる、忘れる、忘れる前に
痛みさえ思い出して海辺を去ろう