吐く息さえも凍る
鈍色雪 染まる大地
僅かに差す 青空から
風花が舞う

その眼に映るものは
やがて色を失っていく
季節はもう 訪れない
約束は果たせない

歪みゆく世界の中で
微かな希望を抱いて
真実を拒みながら
涙の色を浮かべた

全ての罪を背負って私は
切り取られた時間の中に
想いそっと閉じ込める

そして 世界は終わるの
二度と戻ることは出来ない
花が砂になる前に


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ひらがな


はくいきさえもこおる
にびいろゆき そまるだいち
かすかにさす あおぞらから
かざはながまう

そのめにうつるものは
やがていろをうしなっていく
きせつはもう おとずれない
やくそくははたせない

ひずみゆくせかいのなかで
かすかなきぼうをいだいて
しんじつをこばみながら
なみだのいろをうかべた

すべてのつみをせおってわたしは
きりとられたじかんのなかに
おもいそっととじこめる

そして せかいはおわるの
にどともどることはできない
はながすなになるまえに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

涙の色

うばら様の曲に応募させて頂きました。
http://piapro.jp/t/ueC-


歪んだ世界を正すために切り取られて閉じられた世界の話。

閲覧数:216

投稿日:2014/10/01 22:40:41

文字数:460文字

カテゴリ:歌詞

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