夕さり朱に溶ける/結月ゆかり/唄なし
「夕さり朱に溶ける」
鴉が電線の上で匿された詩を歌い
林檎と黒猫が並ぶ 燃えるような空の下
ひっそりと僕が消えてゆく誰もいない町
ゆっくりと交ざる朱の色に溶けてゆく
葬列 影は伸びてゆく 視えなくなるまで ずっと
やがて 貌も 意味を失うから
ひっそりと僕が消えてゆく誰もいない町
ゆっくりと交ざる朱の色に溶けてゆく
ひっそりと君が消えてゆく梦のお話も
ゆっくりと交ざる朱の色に溶けてゆく
ひっそりと僕が消えてゆく幽霊みたいに
ゆっくりと交ざる朱の色に溶けてゆく
ひっそりと君が消えてゆく妖精みたいに
ゆっくりと交ざる朱の色に溶けてゆく
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