困ったときの呪文は　なぜかレモネードの味
曲がった先の向かいで　青空が見えるの
やっぱツイッターだけじゃだめかな　今日も寝不足の路地
止まったままの時計が　からからと笑うの

あなたからの着信が　鳴った気がして
なことあるわけないのにね　画面無表示
５ミリ切った前髪も　誰も気づかない
だけど気にしちゃいられない　未来へ進むんだ

いつか　ほっぺつねるような素敵な出来事が
あきれるほど上手に　そこらに隠れてる
今はまだ　遠く届かないあなたと
肩並べて歩く日のこと　そう信じてる

飾った言葉ばかりじゃ　胸に響かないよね
ぐずった二重まぶたで　信号が変わるの
のっけからただのヘタレじゃね　少しは根気もある
ドジったときの対処が　運命を分けるの

血液型占いが　当たる気がして
それで決めたらいいのにね　優柔不断
あなた描いた似顔絵も　誰も気づかない
てゆうかむしろ好都合　明日へ進むんだ

いつか　涙流す感動的な出来事が
タイミングを計って　どこかに隠れてる
今はまだ　弱くてちっぽけな私も
大空飛び回る日のこと　そう信じてる

魔法とか手品とか　使えたらいいと
夢見るような　蹴散らすような　かわいくもないお年頃
奇遇でも偶然でも　あなたに会いたい
見過ごす前に　つかまる前に　黒い門をくぐり抜けたい

いつも見てる風景が　違う気がして
ちゃんと届けばいいのにね　大願成就
こんな切ない気持ちも　あなた気づかない
だけど気にしちゃいられない　先へと進むんだ

いつか　ほっぺつねるような素敵な出来事が
あきれるほど上手に　そこらに隠れてる
今はまだ　まぶしくて届かないあなたと
手をつないで歩く日のこと　そう信じてる

甘くて　すっぱくて　レモネードで